自分で車の板金塗装をやってみようと思った方もいらっしゃるのでは。
でも、「自分でやると塗装が剥がれやすい」なんて聞いたことがあるかもしれません。
実際、正しい手順を踏まないと、あとから剥がれてしまうこともあります。
まず、塗装が剥がれやすくなる主な原因は、下地処理が不十分なこと。
車体に塗装をかける前の段階で、表面の汚れや錆をしっかりと取り除いていないと、塗料がしっかりと密着せず、結果的に剥がれやすくなってしまいます。
サンドペーパーで丁寧に磨いて表面を滑らかにすることはとても重要です。
次に大切なのは、プライマーという下塗り材の使い方。
プライマーは塗料の付きをよくするためのものなので、これを省略したり、きちんと塗らなかったりすると、あっという間に塗装が剥がれてしまいます。
ベースをしっかり固めないと、どれだけ上からいい塗料を使っても無駄になっちゃいます。
そして、塗料選びと塗り方です。
自分の車の色にぴったり合う塗料を選ぶことも難しいですが、さらに重要なのはその塗り方。
厚く塗りすぎても、薄すぎてもNG。
薄く均一に、何度かに分けて塗り重ねることが大事。
また、乾燥時間をしっかりとることで、塗料がきちんと定着します。
もう一つ押さえておきたいのはトップコート。
これは塗装の仕上げとして、傷や色あせを防ぐためのもの。
これをしっかりとコーティングすることで、耐久性がアップし、剥がれにくくなります。
「自分で板金塗装するのはハードルが高い」と感じている場合は弊社にご相談ください。